春の高山祭りと「料亭洲さき」

春の高山祭りが4月14,15日開かれます。
一度は見ておきたい豪華なお祭りですが、ついでに、二百十余年の歴史を持つ「料亭洲さき」でお口の贅沢もぜひされるようお薦めします。(KAZ)

国の重要有形民俗文化財に指定されている高山祭屋台は春の「山王祭」の12台と、秋の「八幡祭」に出される11台、合計23台が各町内ごとに用意され、見事な飾りつけやカラクリ人形の妙技を競っています。

cafe363.jpg
カラクリ人形が活躍する春祭りのスター、「三番叟」の屋台。


cafe362.jpg
「カラクリ奉納」が行われる高山陣屋前の広場では、カメラ持参の観光客がひしめき合います。

この広場のすぐ近くにひっそりと建つ、古びた三階建てが「洲さき」のお店です。

cafe367.jpg
cafe365.jpg

格子をあけて中に入ると、土間の横には飛騨情緒たっぷりの囲炉裏の間がー。

cafe364.jpg

でも、一歩お座敷に足を踏み入れると、そこはまた別世界の爽やかさ、明るさでドギモを抜かれてしまいます。

cafe368.jpg


寛政6年(1794)の創業以来”宗和流本膳”を継承してきたというお料理は、昼食にいただいた”本膳崩し”でその一端をうかがう事ができました。
なんとも形容しようのない、実に見事な隙の無い調理とお味でした。

cafe369.jpg
通常は2時間かけていただくお料理とうかがいました。昼食に約13,000円をかけるのは分不相応の気もしましたが、十二分にその価値はあったと思います。


私の名前を表紙に毛筆で書き込んだ分厚い和紙の献立、後で包んでくれた櫟(いちい)のお箸など、隅々にまで行き届いた心遣いが快く、”本物”のおもてなしを受けた思いで席をたつことができました。

cafe370.jpg

このお店はあらかじめの予約が必要ですが、最近はお昼限定の6,000円ほどのコースも用意されているようです。
だまされたと思って立ち寄ってみてください。きっと満足されると思いますよ。

「料亭洲さき」ホームペイジ 飛騨高山「洲さき」


2007年02月09日 18:55 | パーマリンク |TOPページへ   ▲上へ

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://app-sendai.sakura.ne.jp/app/mt-tb.cgi/76

コメント (5)

呉山人:

”宗和流”は、飛騨高山の二代藩主の長男金森宗和が起こした茶道の流派だそうですね。
したがって、”宗和流本膳”というのは宗祖の指導に基づいてつくられた料理作法ということでしょう。

「洲さき」のHPを見たら、本格的な本膳料理は一の膳、二の膳、三の膳とつづいて十時間もかかると書いてありました。
高山というところはかって天領であったといいますから、もともと格式の高いところなのでしょう。

Posted by: 呉山人 | 2007年02月12日 15:35

緑子:

4月の高山、行ってみたいですね。
去年娘が春祭りを見て、本当に素晴らしいといっていました。
少し贅沢すぎるようですが、「洲さき」にもぜひ立ち寄ってみたいと思います。
仙台と比べたら高山は小さな町なのに、歴史と伝統の厚みがずいぶん違うように感じます。

Posted by: 緑子 | 2007年02月11日 12:03

吾朗:

「洲さき」の看板(?)の文字、まったく読めない。
昔はああいう文字を書いていたのだろうか。
添付のホームページを開いてみたら、店格にふさわしい案内をしようとする姿勢が見て取れた。
厚手和紙の献立や、櫟の箸、良い雰囲気を感じる。料理もきっと吟味したものに違いない。
豪華な祭りにいい料理、目の贅沢と口の贅沢が一緒に出来るとは素晴らしいね。冥土のみやげになりそうだ。

Posted by: 吾朗 | 2007年02月10日 17:16

syou:

高山祭りは素晴らしいです。
どの屋台も町内の人たちが大切に保存して、ピカピカに磨き上げられています。
お祭りの時でなくても会館に飾られていますが、やっぱり「からくり興行」を見ないと真価がわかりませんね。
すごい人出にもまれて、お昼は安食堂で食べるのがやっとでした。

Posted by: syou | 2007年02月10日 14:44

A.A:

KAZさん、トルコの次は飛騨高山ですか。随分飛びますね。

高山祭りは一度行ってみたいと思っていたので、参考になりました。
「洲さき」も魅力があります。昼13,000円は高いといえば高いですが、東京で本筋の店に行けばその程度では済まないでしょう。十二分に満足できるお料理に会えるのが楽しみです。

高山は小さな町のはずですが、豪華な屋台があったり、200年も続く高級料亭があったり、不思議な気がします。

Posted by: A.A | 2007年02月10日 10:05

コメントを投稿