高齢者に残る戦争の傷跡=「晩鐘」公演

2月10日ご紹介の、劇団からんこプロデュース公演「晩鐘」を見てきました。
戦争で青春を失った三人の女性の老後の物語を、脚本、演出の勅使河原妙子さん自ら主役の一人として登場し、熱演されていました。
(MAK)

戦後60余年を過ぎて、あの悲惨な記憶はもうすっかり風化してしまいましたね。
でも、その戦争のさなかに、人生の春を迎えようとしていた人たちもたくさんいたのです。
失われた青春の”傷跡”を秘めて、老後をケアハウスで過す三人の女性の哀歓を描きながら、作者の勅使河原さんはいま改めて”不戦の誓い”を新たにしましょうと、呼びかけています。


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ケアハウスの若いスタッフにいつも叱られてしまう三人。


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「命を大切に」と諭したかつての教え子(男性)との再会。


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二度と戦うことのないようにと訴える老女。


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フィナーレで観客に御礼のご挨拶をする勅使河原さん(中央)。

仙台にはたくさんのアマチュア劇団があるとは聞いていましたが、
今回のキャストを拝見すると老女役、若い女性役、教え子の男性役の方々もすべて他の劇団に所属されているようで、いまさらながら裾野の広さを感じました。

公演は4月6日、7日の2日間に3回、五橋の仙台福祉プラザのふれあいホールで行われ、たくさんの観客が熱演に拍手を送っていました。

2007年04月07日 16:46 | パーマリンク |TOPページへ   ▲上へ

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コメント (5)

yuu:

河北の朝刊に「晩鐘」の劇評が載りましたね。
地元紙が地方文化にスポットを当てるのは大変いいことですが、若い記者さんなのでしょうか、少し大げさ過ぎるように感じました。
”仙台屈指の社会派劇団”で、”劇団のモラリティーの高さは後世に残る”。
本当にそういうレベルなのでしょうか。

Posted by: yuu | 2007年04月12日 20:50

toyo:

友達に誘われて見にいきましたが、まったく意味不明。
突如男性を追い回してみたり、反戦を誓ってみたり、共感がもてませんでした。

Posted by: toyo | 2007年04月09日 13:31

啓三:

アマチュア劇団が仙台にたくさんあるというけど、どういうことなのだろう。
ジャズバンドやママさんバレーのように趣味の範囲なのかな。
入場料収入もそう多くは望めないだろうし、年に何回かの舞台をつくるには経費調達だけでも大変だと思う。
にもかかわらず多くの人たちが関わっているのは、それだけ仙台の文化水準が高いということかね。

Posted by: 啓三 | 2007年04月09日 10:21

碧:

アマチュア劇団とはいいいながら舞台装置や衣装、共演者、裏方スタッフなど、公演にはずいぶん費用がかかりそうですね。生半可な気持ちでない、まさに”生き甲斐”としての取り組みを感じます。
しかし、”反戦”を訴えるにしても、奔放を楽しんでいるいまの若い世代に、青春を惨めにすり減らた高齢世代の気持ちが果たして理解できるのでしょうか。
世界中が不安定な昨今の状況を思うと、日本はこの先どうなっていくのだろうと心配になってきます。


Posted by: 碧 | 2007年04月08日 19:20

伊藤:

公演予告の記事を拝見したとき、なんだか寂しそうな内容のように思っていましたが、むしろ反戦キャンペーンの趣旨だったのでしょうか。
それにしても、このような公演をするアマチュア劇団がたくさん仙台にあるとは思いませんでした。
脚本も演出も主役もというのは、すばらしいパワーですね。

Posted by: 伊藤 | 2007年04月08日 16:31

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