「ニュルンベルク」(駆け足ドイツー6)

町のレストランの軒先に”箒に乗った魔女”のユーモラスな飾りつけを見つけました。
ハリーポッターのあやかりというわけではなく、この辺では昔から”魔避け”や”商売繁盛”のお守りとしてよく使われているのだそうです。

cafe755.jpg
12世紀につくられた古城(カイザーブルク)の王の1室には、いかにも頑丈第一の机と椅子だけが置かれていました。
当時皇帝は常に領下を移動していたので、帰城された時にだけ貴族や町の富豪などが自宅の家具調度、食器類などを持ち寄ってなかを整えたのだそうです。
いかに合理主義者のドイツ人とはいえ、その徹底振りにはあきれてしまいました。

cafe754.jpg
1室に当時の剣3本が飾られていました。2メートル近い、ノコギリのような刃のついた長剣です。
思わず映画で見る激しい戦闘場面を連想してしまいました。


cafe756.jpg
重さ8キロという神聖ロ-マ帝国皇帝の王冠=写真。
(実物はウイーンの博物館に飾られているそうです。)

cafe757.jpg
「ニュルンベルク」のクリスマスマーケットはドイツ1、といわれるほどここは華やかなショッピングの町でもありました。
ナチとの関わりが深く、第2次大戦後に戦争犯罪人が裁かれたあの「ニュンベルク裁判」の暗い影など毛ほども感じられません。その建物はいま家庭裁判所として使われているそうです。


cafe758.jpg
繁華街で、若いロシア人のグルーフが、楽しそうに歌と踊りのパフォーマンスをご披露していました。

2007年10月13日 07:08 | パーマリンク |TOPページへ   ▲上へ

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://app-sendai.sakura.ne.jp/app/mt-tb.cgi/133

コメント (2)

陽一:

箒に乗った魔女が”魔除けのオマジナイ”とは楽しいね。
ドイツ人も理屈っぽい合理主義者ばかりではないらしい。
ノコギリの長剣は、あれで本当に人が切れるのだろうか。
要するに振り回して叩きつけるだけのものだと思う。
粗末な王様の居室といい剣といい、12世紀のヨーロッパの騎士たちの姿が彷彿と目に浮かんでくるようだ。

Posted by: 陽一 | 2007年10月26日 18:11

s/y:

ニュルンベルクというとわれわれ戦中世代はすぐ大戦後の戦犯裁判を思い出して、なにか暗い雰囲気を連想してしまう。
でも、それをいえば東京だって「東京裁判」があったところなのに、いまやそんなことは誰も覚えていやしない。
”歴史の浄化”とでもいうのかね~。
箒に乗った魔女婆さんの看板があったり、昔のノコギリのような剣を見たり、市場でロシア人が踊っているなんていうのはいかにも楽しそう。つまり”いい町”なんだ。

Posted by: s/y | 2007年10月15日 16:28

コメントを投稿